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管理人が競馬ファンの立場から聞きかじった馬に関する知識をまとめたものです。
したがって、追跡調査が必要な荒削りな内容となっております。
馬術経験者の方からの情報提供は大・大歓迎です♪

白馬について

アーサーとエドワードの愛馬アレクサンドラと、原作でのリンの愛馬ビクトリアは共に美しい白馬ですが、実は白馬には2種類の毛色があります(サラブレッドの場合)。

一つ目は、芦毛(あしげ)という毛色で、皆さんが見かける白馬はたいてい芦毛馬を指します。
芦毛は、両親のうち少なくとも片方が芦毛でないと生まれてきません。子馬の頃は目や口の周りに白い毛が生えている程度で、成長するに従って体全体が白っぽくなっていきます(白髪?)。ただし、白くなる程度は馬によって異なり、若い頃から全身が綺麗なグレーに変わっているものから、割と歳を取ってもまだら模様のままだったりと、色々です。英語ではwhite horseではなく、gray horseと呼ばれます。
茶色や黒の馬と同様、地肌は黒く、瞳の色も濃いです。

もう一つは、白毛(しろげ)で、こちらは個体数の少ないたいへん珍しい毛色です。両親のうちどちらかが白毛だと遺伝で白毛が生まれることもありますが、黒や茶色の両親から突然変異で白毛馬が出てくることもあり、この毛色の遺伝の仕組みはまだ解明されていません。
白毛の子馬は、生まれた直後から全身真っ白。他の毛色の馬と違い、地肌がピンク色です。瞳の色は、琥珀色や淡い青色になります。
余談ですが、白毛馬は馬達にとっても未知の存在らしく、白毛の子が馬の沢山いる場所にやってくると、威嚇されたり怖がられたりするそうです(笑)。

さて、アレクサンドラとビクトリアがどちらの毛色かというと…数が多い芦毛なのでしょうか?でも、カラーイラストで目が青いことを考えると白毛?


アレクサンドラとビクトリアは何という品種?

日本で乗馬用の馬といえば、競走馬上がりのサラブレッドがほとんどですが、馬術の本場である欧米では、最初から馬術競技のために育成されている馬が多いと聞きます。馬術の“技”は、馬が若いうちから教えるのが効果的なのだとか。サラブレッド同様、競技馬の血統も厳密に管理されているそうです。
競技会向けとして人気が高いのはセル・フランセ(サラブレッドに似ている)という品種らしいですが、この品種の中にはサラブレッド並みに億単位で取引される馬もいるそうです!

私が思うに、アレクサンドラやビクトリアも、欧州生まれで、最初から競技用に育成されてきたタイプなのではないかと。何という品種かは、断定はできません(^^;)。
もしかしたら、園子さんのキット号も外国産かもしれませんね。というのも、日本生まれの競技馬が国際的な大会に出場するのは、ごく最近のことだからです。

※ビクトリアは、誇り高い公爵が選んだ馬なので、イギリス産の可能性が高いと思います。


馬は人を見る

アレクサンドラは、自分が気に入った人間しか乗せませんが、おそらく、信頼関係を築けそうにない乱暴者や無礼者が嫌いなんじゃないかと思います。実際に、「馬は人を見る」というのはよく言われる事だそうです。
元競走馬のサクラユタカオーは、マナーを守る見学者には愛想良くしていますが、無礼者がやってくると「ブッヒーン!」と鳴いて威嚇するそうです。また、「人の性格を見抜く」というのとはちょっと違いますが、乗馬初心者の指示には従わない馬や、体重の重い人が乗ると踏み台の所へ連れていって「早く降りんかい!」とばかりに動かなくなる馬などもいます。

愛馬との付き合い方

原作では、愛馬とじっくり付き合い苦楽を共にするリンと、自分がステップアップするために愛馬を手放そうとする園子さんが対照的に描かれていました。
雑誌や書籍をチラッと読んだ範囲では、リンと園子さん、どちらのタイプのライダー(馬術騎手のことをこう呼ぶ)も存在するようで、どちらが正しいとは一概には言えません。
ただ、一頭の馬と長く競技生活を送る場合でも、馬は高齢化していきますから、年齢的に限界が来たら新しい馬に乗り換えるのは、仕方ないことですね。

馬術競技について

馬術というと、すぐに障害飛越が思い浮かびますが、実際は様々な種目があります。ここでは、リンやアーサー、エドワードが出場したオリンピックの馬術競技について少し触れてみます。
オリンピックにおける種目は3種類。それぞれ、個人・団体で競われます。

●障害飛越…『レディ!!』の登場人物が取り組んでいるのはおそらくこの競技。
●馬場馬術…騎手は帽子を被って礼装し、平らな馬場で馬を正確かつ美しく運動させることを競います。
●総合馬術…1日目は馬場馬術、2日目は野外騎乗(クロスカントリー)、3日目は障害飛越を行います。ハード。

近年の成績を見てみると、イギリスの選手は総合馬術において好成績を修めているようです。


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